タイムマシンで1ヶ月前へ [無視できなかった虫たち]
ゼフィルス:樹上性のシジミチョウの一群であり、日本には25種が生息する。(wikipedia)
ミドリシジミ:チョウ目・シジミチョウ科に属するチョウの一種。学名は Neozephyrus japonicus。埼玉県の県の蝶に指定されている。(wikipedia)
5月から6月辺りが,平地でのゼフィルス類の季節。つまり,7月下旬は既にシーズンオフということになりますが,どうしても会いたい,ということであれば,標高の高い地点で繁殖地を探せば見つかるかもしれない,ということになります。
ということで,今日は箱根仙石原湿生花園にいって参りました。
まるで,タイムマシンに乗ったよう。会いたかったミドリシジミに沢山会えました。(^_^)♪(/゜)/ ̄♪
翅の表は見せてくれませんでしたが,↑の写真では,微かにすき間から見えてますね。まだ,ちゃんとミドリシジミの翅の表を見たことがないのです。来年は見られるかなぁ。
今までミドリシジミには会えていなかったのです。湿生花園には食樹であるハンノキの林があり,以前からミドリシジミがこの時期に発生するという話は聞いていたのですが,今までは時期があわず会えずじまい。
多分この辺りにいるのではないか,と思っていたポイントにいってみると,お一方が下草近辺をカメラで写している様子が早速目に入りました。
通りかかった瞬間,小さな蝶が2頭飛んでいる様子がみえ,よくよく見ると間違いなくミドリシジミ。朝のうちか,夕方かが活動時間の様なので,少し遅刻した私はここで会えただけラッキーかな?と思ってしまいました。
その後このミドリシジミが高い位置に飛んでしまうと1時間少々ミドリシジミには会えずじまい。その間に,
1時間ほど,経ってから,園を大きく半周程度回ったところで,少し離れた所に蝶が樹上を飛んでいる姿が見えました。暫くその辺りをカメラで追っていましたが,あまり見えず,葉に映る影でもないかなぁ,とふと頭上にあった, イヌエンジュという木の葉を眺めていたときにひらひら動く物影が・・・・。
よく見てみるとミドリシジミらしい蝶の影でした。それから暫くするとそのイヌエンジュのあちらこちらに蝶の姿を見つけることができました。
イヌエンジュの近くにあった花を付けた木にも沢山のミドリシジミが留まっていました。吸蜜に忙しくってドンだけ寄っても大丈夫な感じ。
おまけ。
ピンぼけも沢山出ましたが,ミドリシジミに出会えたからよしとしましょう。
来年は,ほかの沢山のゼフくんにもまた会いたいなぁ。今から待ち遠しくなっています。
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